hysysk サンの数学 2021
hysysk サンの数学
情報量が多い。リンクだらけ
すごく先まで進んでいるように見える。カッコイイ
目に見える進捗があろうがなかろうが「いつでも数学とともにある」という感じ
ここまでの流れ
2017年
そのきっかけになったのは、高校数学のやり直しでもなく、雑学とも違うちょうどいい読み物を探していて、たまたま手に取った『数学する精神』だった。これを読んで、「自分みたいな人間でも数学をやっていいのだ」と思うことができた。 代数幾何学の本は「入門」と書かれていても数学科の学部卒くらいの知識が必要なので、うかつに買うと痛い目に遭うらしい。大まかなイメージが掴めて読み物としても楽しめるのは『デカルトの精神と代数幾何』とのこと。絶版なので先日オークションで落とした。そこには「数学の本の読み方(高校生のために)」という短いコラムが掲載されているのだが、「書を閉じてペンをとれ」とあった。 2018年
代数幾何学の講座は終わり、今はガロア理論の講座を受けている。
ここまで夢中になったのは、個別指導でベクトル空間について解説してもらい、高校で習った「向き」と「大きさ」だけじゃない、もっと抽象的なものの集まりを教わったのがきっかけだと思う。さらに演算も、足したり引いたり掛けたり割ったりだけじゃなくて、「あみだくじを繋げる」とか「立方体を回転させる」とかも含んでいて、学生時代に勉強していたアルゴリズム作曲などにうまく接続できそうな予感がした。
数じゃないものを扱ったり、四則以外の演算も数学として扱うということは、個人的には便器がアートになったくらいの衝撃だった。
2019年
ガロア理論講座は終わり、抽象代数学を学んでいる。
問題集には答えがあり、論文では色んなことが証明されている。しかし、自分が数学の何を面白いと思っているかは、どこにも書かれていない。もしかしたらあるのかも知れないけど、まだ見つかっていない。先生に聞いても分からないだろう。「正しい問いを立てられれば、問題は半分解けたも同然」と言われるように、まずは問いを立てなければならない。そしてその問いを立てられるのは自分しかいないのだ。
2020年
やっぱり体系的に大学の数学を学びたい、と思って放送大学の情報コースに出願した。自分は専修学校から大学院に進んだため、一般教養的な授業を一切受けておらず、それに対する飢餓感が常にあった。
2021年
今年は放送大学を始めた。前期に「初歩からの数学」を履修し終え、後期に「入門線形代数」「入門微分積分」を履修している。
そんな中で今年のベストは、Anthony Froshaugを再発見したことだ
Amazon の履歴によれば2010年、当時はタイポグラフィやグリッドデザインへの興味から何の気なしに作品集を買っていたのだが、最近になって彼がかなり数学に傾倒していたことを知った。
ウルム造形大学やロイヤル・カレッジ・オブ・アートなどでグラフィックデザインを教えており、50歳を過ぎてから自らも Open University という通信制大学で数学を勉強していた。作品集にメモが載っていて、その内容が群論だと分かったのは嬉しかった。同じ時期にCentral School of Artで開いていたVisual Mathematicsという授業がとても気になる。
2021年のリンク
放送大学
遠隔教育、生涯教育の公開大学として国際的にわかりやすい大学名とするため、2007年10月1日より大学名の英称を、The Open University of Japan(旧称The University of the Air。違いは「放送の」から「公開の」に語義が変わったこと)と改めた
The Open University of Japan
チャート式
群論
群論(ぐんろん、英語: group theory)とは、群を研究する学問。 群の概念は抽象代数学における中心的な概念。
環・体・ベクトル空間などは、演算や公理が付与された群と看做すことができる。
群論の方法は代数学の大部分に強い影響を与えている。
線形代数群とリー群の理論は群論の一分野。 特に発展を遂げており、独自の適用範囲を持っている。
結晶や、水素原子などの構造の多くは、対称性の群で表現できる。このように、群論は、物理学や化学の中に多くの実例・応用例がある。
1960年代~80年代に発表された総計1万ページを超える論文によって、完全な有限単純群の分類が達成された。これは多くの数学者の共同作業の賜物であり、20世紀の数学の最も重要な業績の一つである。
Anthony Froshaug
アンソニー・フロスハウグ
Anthony Froshaug (1920–1984) was an English typographer, designer and teacher, born in London to a Norwegian father and English mother.
Anthony Froshaug(1920-1984)は、ロンドンで生まれ、ノルウェーの父と英語の母親に生まれた英語の型誌、デザイナー、教師でした。
Influenced by ideas of European modernism, particularly the work of Jan Tschichold, Froshaug is considered by some to be the most convincing exponent of modern typography in Britain.
ヨーロッパのモダニズム、特に Jan Tschichold の仕事の影響を受けて、 Froshaug はイギリスでは現代のタイポグラフィの最も説得力のある表現者であると考えられています。
Anthony Froshaug's archive is located at the University of Brighton Design Archives. A significant collection of Froshaug’s printed ephemera, representing his work between 1945 and 1965 is held at St Bride Library in London. This material originally formed the basis of a retrospective exhibition held at Watford College of Technology in 1965. St Bride Library also has a number of original letterpress formes relating to Froshaug’s work.
Anthony Froshaugのアーカイブはブライトンデザイン大学にあります。 1945年から1965年の間の彼の仕事を表す Froshaug の印刷されたエフェメラの重要なコレクションは、ロンドンの St Bride Library で開催されています。 この資料は、1965年に Watford Technology で開催された遡及展示会に基づいて作成されました.St Bride Libraryには、Froshaugの仕事に関連するいくつかのオリジナルの活版版がいくつかあります。
Anthony Froshaug: Typography & texts / Documents of a life
https://gyazo.com/809f0f89abfdc5318f725d43e99db65f
Typography is a grid
Typography & texts の一節が公開されている
あとで翻訳したい
オクラナガイモ・スタイルで
Open University